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Jun

四半世紀


 もうずっとずっと前のことアメリカの西海岸に1年ほど暮らしていたことがありました。当時同じ大学の寮にいた仲の良かったメンバーと先日から連絡を取り合っていて、海外に暮らしている友人が帰国するタイミングで会おうということになりました。

 ひょっこりと現れた彼女はちっともあまりにも変わってなくて、拍子抜けするくらい。変わったのは隣に13歳の娘がいる事くらいで、後はあの時のまんまでした。でもお互いにアメリカにいた頃以来あってないわけだから、帰ってきてから何をしてたのか、いつ結婚したのか、どこに住んでいるのかなどなど全く知らないのだけれどそんな事は関係なくて、ポツポツといろんな話をし笑って会えただけで満足。

 そう!これはタイムカプセルを開けた時のような感覚。「潤は無人島のようなとこに暮らしてるかと思った」とか「何かはわかんないけどアーティストになりそうだなと思ってた」とかびっくりするような事が聞けたのも面白かったです。

 それにしても25年ぶり!あの1年があったからこんな再会がある訳で、これはあの頃の私たちから未来の私たちへのちょっとしたプレゼントだなと思ったのでした。今の当たり前のような毎日も永遠には決して続かない。けれどそれは必ず未来に繋がっているのだと改めて思いました。


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