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悔しがり
先日、萩原魚雷さんが 家に泊まってくれた朝、魚雷さんが将棋が打てると聞いたようようが久しぶりに将棋盤を持ってきました。
「お!それはなかなかええ手やな」とか「なるほど、そうくるんか」など上手いこと調子に乗せてもらって楽しんでいたのですが、やはり実力の差は歴然。だんだんと雲行きが怪しくなってくると、ようようお得意の地団駄が始まり、まだ勝負も半ばなのに「もお〜!!しょうぎなんてちっともおもしろくない!」「もお〜 やりたくない!!」と大騒ぎ。極め付けに猫のあおちゃんが将棋盤の上を横切って駒が動いてしまってあっけなく終了となりました。
ようようは勝負事で負けるのが大嫌い。負けるとそれはそれは悔しがって大変な事になり手がつけられなくなります。こうなるとトビラノさんはなだめたり、火に油を注いでみたりするのですが、結局のところ嵐の過ぎ去るのを待つしかない。
セツは周りの空気を感じてかいつもにも増しておちゃらけ、ようようを笑わせようとして、「もー!せっちゃんあっち行って!」とグーで叩かれて泣くというお決まりのパターン。
一騒ぎした頃、ポツンと魚雷さんが「僕も子どもの頃、将棋で負けて悔しくて悔しくて、駒を噛んでその歯型がついた駒がまだ実家にあるんやに」(魚雷さんは鈴鹿出身)と話してくれて、なんだかホッとしました。
ようようのこの性格。トビラノさん曰く「潤にそっくり」とのこと。そうなんやろかなあ〜。