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Jun

子どもでいられる時間


 フェイスブックで友達がシェアしていた記事を読んで感動しました。それはフィンランドの学校教育を取材したものでした。インタビューに答える先生たちがみんなとてもおおらかでにこやか。言葉の端々に自分たちのしている仕事に誇りを持っていることが伝わってきました。そして子どもたちとの間に信頼関係がきちんと築かれていることも感じました。

 宿題をほとんど出さない。統一テストをしない。という方針に対してインタビュアーが「そんなことして大丈夫?」と尋ねると「え? どうして? 子どもでいられる時間は短いのよ。」となんの気負いもなくあっさりと答えるのです。

 「試験のため対策としての勉強は学びではない。」とはっきりと言い切る人々。こんな成熟した社会の中で過ごす子ども時代はどんなに幸せだろう。そしてそんな社会で暮らす大人も。

 「子どもでいられる時間」それは誰にでも与えられるはずのこと。その尊さを大人たちが理解しているだけで世の中は変わるのではないのかな。

 子どもが子どもらしくいられることは、大人も大人らしくいられるということ。

 私は本屋として、お母さんとして何ができるかなとずっと頭の中がぐるぐるしています。

 写真はちょっと前のふたり。ちっこいなぁ。ほんまにあっという間に大きくなるんやろな。

 子どもたちが「あー満足した!いっぱいおもしょいことした!」と言えるように大人の皆さん。がんばろうではありませんか!


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