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将来
朝ごはんを食べている時ようようが突然「じゅんちゃんのしょうらいどんなんかしってる」と言いました。何を言い出すのか身を乗り出して聞くと「しょうらいはな モモレンジャーになりたいんやろ?」と…。これは随分前に「子どもの頃、モモレンジャーに憧れてたわ」と私が話していたことを覚えていたのだと思います。
「じゃあ ようようは将来何するん?」と尋ねると「しょうりんじけんぽうのせんせいかえかき」と言っていました。ようようは学童のお誕生日会でも「何になりたい?」という質問に「しょうりんじけんぽうのせんせい」と答えていたので、2016年現在ではかなり本気で考えているのかもしれません。
この話しを少林寺の先生に話したら、先生は少し考えて「ようくんがやってくれるなら、先生がんばって道場もっと大きくするしな。がんばってや」とようようの頭をワシワシと撫でてちょっと嬉しそうにしていました。
このやり取りを見ていた私はええ関係やなぁとじんわりと気持ちが暖かくなったのです。子どもが大人の気持ちのスイッチを押した瞬間を垣間見たような気分。私たちはいつだって誰かにスイッチを入れてもらったり、誰かのスイッチを入れたり、時には消してしまったりしているんやろなぁと思いました。
写真は新しい上履きを買ってきたら、喜んで突然シャツを脱いで少林寺を始めたところ。今度ブルースリー一緒に観よう。